| 平成いまどきの万葉集 | 優秀賞 | 沖からの麦藁帽をさらう風恋の終わりに残していきぬ | 1996.10. | 富山県高岡市 |
| 第2回前田純孝賞 | 準前田純孝賞 | しっとりと波音を消す通り雨少年のまま見送っている | 1997. | 兵庫県浜坂町 |
| 第4回三田国際短歌祭コンクール | 入選 | 安全という名のベールに包まれている原子力・日米安保 | 1997.10.26 | 兵庫県三田市 |
| 第17回全国万葉短歌大会 | 奨励賞 | ポケベルに25047403(ゴメン)とうてば街中に素直な僕が降りそそいでいく | 1997.10. | 富山県高岡市 |
| 第19回全日本短歌大会 | 学生の部B 佳作賞 | 吾の気持ち優しく剥いでいくような君のしぐさをしっかりと見る | 1998.7.20 | 毎日新聞社 |
| 学生の部B 佳作賞 | 好きだあった落書きぬりつぶされていくあの日の僕が消え去っていく | |||
| 第5回与謝野晶子短歌文学賞 | 学生の部 秀逸 | 図書室にふたり陽だまり魔法瓶卒業式を閉じ込めている | 1999.5 | 大阪府堺市 |
| 第28回全国短歌大会 | 佳作賞 | 沈黙が接着剤になっている会話はラジオにまかせていた | 1999.10.16 | 朝日新聞社 |
| 佳作賞 | そよ風はふたりにとって句読点しなやかな風待ち続けている | |||
| 佳作賞 | 東京へ大蛇の如くすべりこむ新幹線が君を連れ出す | |||
| 第17回短歌現代学生短歌 | 大学生の部・入選 | 夕日さす街路樹たちに名をつけた時から青き僕だけの森 | 2000.3. | 短歌新聞社 |
| 第5回山川登美子記念短歌大会 | 佳作賞 | 君という抽象名詞に名をつけるいろんな君がうそのない君 | 2000.4.8 | 福井県小浜市 |
| 蒲郡俊成祭 短歌大会 | 佳作賞 | 一行の手紙のような天の川君の瞳に届いていますか | 2000.4.29 | 愛知県蒲郡市 |
| 第1回 若山牧水 青春短歌大賞 | 佳作賞 | 公園で遊ぶ震災知らぬ子を戦争知らぬ僕が見ている | 2001.3.17 | 宮崎県延岡市 |